暗くて愚かなニクいやつ。

連続ブログ小説『LinK!』、感想貰えたら引くほど喜ぶ

『一生恨む』の5年後

こんばんは、あんぐろいどです。

よくフィクションで、こんな台詞があると思います。




野郎、許さねえ……!一生恨んでやるからな……!!



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みたいなね。


大体こういうシーンは、自分たちが暮らしていた森を焼かれたエルフがその実行犯である騎士団長に復讐を誓うシーンか、自分が食べようとして焼いていた肉を同席していた騎士団長に食べられて復讐を誓うシーンかの二択だと思うんですけれどいかがでしょうか。

騎士団長はお偉いさんから命令されてエルフの森を焼きがちですし、人が焼いた肉を食べがちです。騎士団長のそばにはいつも『焼く』というキーワードがあります。


まあ、特に僕の頭の中にモデルがある例え話ではないので「騎士団長以外にも森は焼くだろ!!」という反論をせずにはいられない繊細な野党みたいな人は早くこのブログを人生からブロッグ(blogとblockを掛けた天才的な発想)した方がいいと思います。

このブログは、頭に浮かんだそのままを指先で表現することで成り立っていますので、「もっとしっかり考えて、合理的かつ有益な物を発信しろ!!」という方はどうかそっとこのページを閉じてください。


いい加減な内容ばかりとは言え、直接的な下ネタとかはちゃんと言う相手を選んでいるので許してください……一生許してください。(?)




前置きが長くなってしまいましたが、フィクションで見る「一生かけて恨んでやる!」みたいな台詞には、フィクション特有の誇張表現が含まれていると思います。


もちろん私たちは人間ですから、本気で相手を「絶対に許さない」と思うことはあるでしょうし、そんな状況になる可能性を否定はしません。今現在、他人に対してそんな思いを抱いている人を否定はしません。

程度の差があるということは明言します。

でも怒りってなんだかんだ持続しにくいよねってお話です。




僕にも「一生許さねえ!」と思った経験はあります。


このブログでは何度か話題に上がりましたけど、僕、同じ高校だった生徒の大半が嫌いだったんですよね。


そんなことを言ってしまうのは大袈裟ですし、生徒一人一人と正面から向かい合って言葉を交わしたわけでは無いので被害妄想も多分に含まれていることは認めますが、当時の僕は彼ら彼女らを本当に嫌ってました。


もちろん友達と呼べる相手は多少なりともいましたが、スクールカーストの下の方で慎ましやかにオタクコンテンツを楽しんでいるだけでした。




では誰をそんなに憎んでいたのかと言うとそれはそう、陰キャオタクの永遠の敵・パリピ気取りのDQN運動部


もちろん運動部全員を殺したいほど憎んでいたわけではありませんが、やはりどうしてもDQNと呼ばれるどうしようもなく対処の仕様が無い部類の学生はどこにでもいるものです。


DQNの周りにはなんだかんだ人が集まりがちですから、その群衆に対しても「あんな奴(DQN)のご機嫌取りをする連中なんて……」と嫌悪しちゃってました。それなりに拗らせてました。




『関係無い他人なら傷付けても構わない』みたいな横柄な態度で日々を送っていた彼らに対し、「俺はお前たちを許さない!一生恨んでやる!」ぐらいに思ってたかもしれませんが、卒業して5年も経てば、そんな気持ちはすっかり忘れていました。


5年というのも「完全にどうでもよくなるまで」という期間であって、実際には卒業して数ヶ月したらその人たちのことはあんまり思い出さなくなりました。


僕の場合進学が他県だったこともあり、比較的簡単に縁が切ることが出来たこともあります。

僕の家を知っている同級生が家まで突撃してきて粘着されていた、というわけでもありませんでしたし。


たまに高校時代の同級生(ぼっちにならないように喋りはしてたけど、根本的に好きになれない程度の関係性の人)から「久しぶりに会わない?」みたいなLINEが来ることもありました。


その時は「時間も経ったし、あの頃よりはこいつも大人になったのかな……?」と思わなくもなかったですが、その人が高校時代の仲間を同じ席に呼び寄せていたらどうしよう、とか考えちゃって、結局縁は切りました。


暇つぶしにあいつ呼び出したから、みんなでイジってやろうぜw」みたいな可能性がある限り、もう会うこともないでしょう。

個人的には、それでいいんだと思います。


実際に会ったら会ったでまた違った人間関係を構築出来ていたのかも、と思わなくもないですが、まあ今の自分にはベストと思える人間関係がありますので、無理して付き合う必要は無いと思いました。その選択自体に後悔は無いです。




まあ殺したいぐらい誰かを憎むことなんてそうそう無いですけれども、自分がそんな状況に陥った時には、死ねとは思わないけど、死ぬまで顔を見てやるもんか」とは思うようにしています。


思うのは自由ですよね。


鋭い言葉を想像すると、持ち手である自分の手さえ切り裂いてしまう気がするので、僕は自身の精神衛生のためにそう思ってます。




という所で、本日の締めといきます。

ここまで読んで下さりありがとうございます。


いい加減なことばかりいいやがって!一生恨んでやる!」と思った方は、当ブログをチャンネル登録し、高評価ボタンを押してください。


そんな物無いって?


よく見てください……




それはあなたの心の中にーー




冗談は置いといて、まあ実際にされて嬉しいのはSNSで拡散されることかなあと思いますので、軽率に当ブログのURLをツイットしたりインスタグったりしてください。(Twitterで言う所の『ツイート』がインスタグラムの何に当たるのかマジで知らない)


なんだかんだ言いましたが、怒りを感じることも喜怒哀楽のある人間ならではだし、怒りが原動力になることもあるよねって所で、今日はこの辺で。


それでは、あんぐろいどでした。