本当にあった(頭が悪くて)怖い話
こんばんは、あんぐろいどです……
みなさんには、『本当にあった怖い話』はありますか……?
僕にはね、あるんですよ……
これは自分の体験談です……
僕が中学生ぐらいのときでした……
よくあるじゃないですか……?
『◯◯と△△を一緒に食べたら◇◇の味がする』みたいなやつ……
きゅうりにハチミツをかけて食べるとメロンの味になるとか、
ホットミルクにたくあんを入れるとコーンスープみたいになるとか……
そんな感じの味の錯覚……
あの頃の僕はずいぶんと好奇心旺盛でねェ……
実際に、試したんですよ……
「プリンに醤油をかけると、本当にウニの味になるのか?」
と疑問に思っちゃってねェ……
お母さんに買ってきてもらったプリンをね、
嬉々として開けるわけですよ……
そしてその容器の中に、嬉々として醤油をかけるわけです……
そして、スプーンでかきまぜる……
ぐるぐるー、ぐるぐるーってね……
怖いなあ、怖いなあ、と思いながらね、
口に運ぶ段になるわけですよ……
でもすでに走り出していた好奇心旺盛な子供がね、
今さら何もかもをほっ放り出せるわけないでしょう……?
ええいままよ、とばかりにね、
口に入れたんですよ……
僕は思うんですよ、
「さて、本当にウニの味がするのかな?」
って……
そしていざ咀嚼を終え、それを飲み込んだタイミングでね、
恐ろしいことに気付いてしまったんですよ……
実はその時まで、ぼく、
ウニを食べたことがなかったんですよ……
以上、本当にあった(頭が悪くて)怖い話でした……
めちゃめちゃ怖くないですか……?
ウニを食べたこともないくせに、自分の中で
ウニの味を探そうとしていたんですよ……
「ほほう、この方法でウニの味が再現できるのか。やってみよう」
↓
「ふんふん。なるほど。ところで、俺ウニの味知らなかったわ」
って。
そんな流れが、今思えば狂気じみている。
思えば思うほどなんだそれ。
食う前に気付けよ。
ちなみになんと、僕はこの醤油プリン、
ちゃんと完食してます……
親の教育のおかげだなあ、たまものだなあ、怖いなあ……
他にも僕にまつわる頭が悪くて怖い話は
それなりにあります。
ひんや〜りとしたことがアピールポイント(?)のお刺身を食べるときにフーフーしたり、乾燥機をしっかりかけた後になぜか部屋干ししたり。
お刺身の方は『羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く』ということわざもあるように、最近熱い物を食べて舌をやけどしていたので神経質になってフーフーしただけなんですけれど、それを見ていた友達にめちゃめちゃバカにされました。
乾燥機の方は、僕が実家を出て寮暮らしを始めてからの話です。
家事の知識なんてほぼなかった僕でも「洗濯って最後に干すよなあ」ぐらいは知っていたので、その通りに実行しました。
乾燥機をかけたあとに。
完全に乾いていたから無意味なのに。
律儀にすべて洗濯バサミで留めて、
「いつまで干すのがいいんだろうなー」なんて思ったりして。
みなさんにも、本当にあった(頭が悪くて)怖い話はありますでしょうか?
モノホンホラーの『本当にあった怖い話』が送られてくるのはマジで嫌なので
募集はしませんが…… ガチで怖いなあ……
そんなわけで、本日はこの辺で。
それでは、あんぐろいどでした。