暗くて愚かなニクいやつ。

連続ブログ小説『LinK!』、感想貰えたら引くほど喜ぶ

人間ってグレー

こんばんは、あんぐろいどです。

今日は人間って一面だけでは語れないよねって話です。

週明け早々疲れてるからいつもの無駄に長い導入はやらないよ!

 

さておき、人間。

みなさん、人間は好きですか?

 

人外の世論調査みたいな聞き方になってしまいましたが、僕個人としての答えは、好きだし嫌いという感じです。より正確に言うなら、好きな人間は好きだし嫌いな人間は嫌いって感じ。

さらに突き詰めると好きな人間の中にも嫌いな部分はあるし、嫌いな人間の中にも好きな部分があることもあります。

 

上記のように僕は、他人を『好き』『嫌い』のハッキリとした尺度で分けたり、白とか黒とか明確に二分すべきではないと思っています。

 

 

 

個人的には、嫌いな人からも尊敬できる部分を見出すのって、生きていく上で大切なことだと思います。

 

僕の実例なんですけれど、「この人とは感覚が合わないな」という人がめちゃめちゃ仕事ができる人だと尊敬します。なぜなら僕がはちゃめちゃに仕事ができない人間だから。やはり自分に無いものを持っている人というのは無意識のうちに憧れを抱いてしまうものですよね。

 

まあ嫌いだから「どうしたらそんな必殺仕事人になれるんですか!?」とか聞かないけど。

「嫌いな人とも手を取り合って仲良くしようゼ!!」なんて言う気は毛頭ないけど。

嫌いな人とはただただ距離を置いていたい。

尊敬できるところは、「こういうところは見習おう」と噛み砕いて自分の糧にしておけばおけ。嫌いな人からでも自分の養分にできることはあるでしょう。

 

 

 

嫌いな人で言えば、嫌いな人が好きなものまで嫌いになっちゃうことってありますよね。

好きな歌手とか漫画とか。

 

専門学生時代、「こいつはマジで俺以上のカスだ」と思っていたカス人間が好んでいたアーティストが嫌いでした。

老若男女に知名度調査をしたら少なくとも90%以上の人が名前を知っているぐらいのポピュラーなアーティストでしたが、僕はその相手の影響で嫌っていました。

 

でも社会人になってから、仕事の影響(結婚式の音響やってました)でそのアーティストの曲を聴くようになったんですけど、曲単体と向き合ってみると確かに、多数の人に好かれるだけはあるなって印象を受けて好きになりました。

専門学生時代のカスは一生嫌いだけどね。

 

 

 

逆に、好きな人の嫌な面を見て「ふーん……😟」と思うこともあります。

この場合の好きというのは何も恋愛感情とかだけではなく、普通の友達に対しての気持ちも当てはまります。

 

「この人は話しやすくて好きだなあ」と感じている人が、自分がいない集団の中で、自分が苦手な内輪ノリに興じているのを見たときとか。ウーン限定的な場面。

 

もちろん他人は自分と関わっているとき以外も生きているので、自分が嫌いな内輪ノリをしていたところで、そこに乗り込んで「そういうのやめろよ!!俺が気に食わないんだよ!!」と言うつもりは全く無いですけれどね。特に誰ってのをイメージしてるわけじゃないから話の細部が整ってないけど許してヒヤシンス。

 

 

 

そんなこんなで、人間はどこまでいっても多角的な存在です。

 

それなのに自分の価値観だけで他人を測って「この人は私を嬉しい気持ちにさせてくれる人だから好きだったのに、私に都合の悪いことを言ってきた!嫌い!」と怒るのはあまりにも狭量なのではないでしょうか。

 

好きな部分や嫌いな部分のみで判定するのではなく、人には色んな面があると思えば少しは心も楽になるかと思います。良い意味でも悪い意味でも、他人に期待し過ぎるとしんどいですよね。

「この人のすべてが好き!」という気持ちは尊いものであるとは思いますけれど、人と人とが関わる以上、その相手と過ごす時間の最期まで、その人のことが100%疑いようもなく完膚なきまでにすべて好きでいられるかと言うと、それは難しいと思います。

 

仮に自分が相手のすべてを何もかも完璧に好きだったとしても、相手もそうであるという可能性はどうしても低くなります。でもそれが自然だと思うんですよね。

相思相愛であっても、人間である以上すべてをそのまま、丸ごと受け入れ切れるかと言われたら難しいところです。

できるならそれは奇跡に近いよね。

 

 

 

まあ他人にあれこれ期待するよりも、結局は自分のできることややりたいことをコツコツやっていくことでしか未来は拓けないのではないでしょうか。僕はそうするように心掛けています。

自分を操作できるのは自分だけです。

 

そんな感じで、本日はこの辺で。

それでは、あんぐろいどでした。

感覚的に書いていたので読みづらい部分もあったことと思いますが、ここまでお読みいただきありがとうございました!