暗くて愚かなニクいやつ。

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『道がミッチミチ』狭い道で広がらないでほしい話

こんばんは、あんぐろいどです。
今回の記事の、クソみてーなダジャレのタイトルを見て「あれ?」と思った方は、このブログの通ですね。

昨日の記事で「明日も明後日も音楽の話をしますよ〜!」みたいなことを言いましたが、あんまり同じ話を続けてても飽きられそうだな、と思ったので別の話題を挟んだ次第であります。(て言うか僕が飽きました)



みなさんは、自分の歩くスピードはどれぐらいだと思いますか?
明確な速度ではなく、周りの人と比べてどう思うか、というざっくりした認識で構いません。

僕はと言うと、まあ爆裂に速いわけではないですが、平均値を取ったら真ん中より上に行くぐらいは歩くのが速いと思います、多分。

だからどうした、という問いにお答えすると、歩くのが速いと人混みがすごく煩わしく感じます。



と言っても、自分よりも歩くのが遅い人にどうこう言いたいわけではもちろんありません。
僕だって、特別速いわけではないですしね。

何が言いたいかというと、混雑してる場所では歩くのに集中してほしいということ。

別に、歩くことに「お前の全身全霊を懸けろ!!!!!」と言いたいわけではありません。
僕も普段、カスみたいな顔しながらボケーっと道を歩いてますしね。
人生と同じように

ただ、ね。アレですよ、アレ。

スマホ歩き

アレをやってて歩くのが遅くなっている人には、言いたいことがたくさんあります。
人混みの中ではなるべく控えて頂きたいです。



一定方向に一定速度で進んでいる集団の中、スマホ歩きをしている人が出現すると、たちまち集団の動きが滞ります。

普通に歩いている時に真っ直ぐだった進行方向が、スマホ歩きの人によってふらふらとした動線になり、普通に歩いている時一定だった速度が、スマホ歩きの人によって緩慢なものになったり。

以前朝のニュースで『スクランブル交差点でスマホ歩きをした時の視界』が取り上げられたこともありましたが、その時の視界は大幅に狭くなるという結果になりました。
スマホを見ながら器用に歩くのは案外難しいです。

見晴らしが良い所で、障害物や人通りが無いと完璧に確信が持てて、「オレは車に轢かれても全責任を負うぜ!!」って心から言える方はともかく、そんな方ばかりではないと思います。

「どこかにぶつかってもそれは私が悪いってことでいいでしょ?ほっといてよ」と仰る方もいるかもしれませんが、そのぶつかる対象が人、特に小さいお子さんやご老人だった場合特に、双方が損をすることになってしまうではないでしょうか。



僕が真っ直ぐ、普段通りのなんの変哲も無い速さで歩きたい時に、右の前方にいたスマホ歩きの人が僕の進路にじわじわじわじわと食い込んでくるのがと〜〜っても苦手。

僕みたいにパーソナルスペース(他人に近付かれると不快に感じる空間)が広い人間は、その感じがとっても苦痛です。

胃酸が喉の辺りまで登り、体全体が数ミリ内側へ収縮してしまう錯覚に陥ります。
1/3の純情な発狂レベルのイラつきを感じます。
発狂したい気持ちはありつつも1/1スケールではねえなと思ったので1/3に抑えました。自分で自分の言葉を解説してしまったので、僕の命もきっと残りわずかです。(?)



誤解しないで頂きたいですが何も「俺の周りを歩くんじゃねえ!!」と母に対して強気に出る中学生のようにイキりたいわけではもちろんありません。
人混みが多い所に出向いているのは僕自身ですしね。

パーソナルスペースが広く、他人との距離感を普段から気にしているからこそ、人通りの多い所で余所事をしながらノロノロ歩いている人のことが気になってしまうんです。伝われ。

忙しい現代人の皆さんは、道を歩いている時にスマホを確認せざるを得ない状況に陥る場面もあることでしょう。
そんな時、スマホをチェックする前に一度周りを確認して頂けたらなと思います。
どこに1/1の純情な発狂をぶつけてくる人がいるか分かりませんからね。



人通りが多い場所での話をしてきましたが、今度は狭い道での話。
僕の高校時代の体験談です。

僕の出身校は山の上に建っていました。
山のふもとに駅があって、校舎までおよそ17分。
電車通学だった僕は毎朝その山を登っていました。

当然帰りは、その山を降りることになります。
下校の時間帯は、駅に向かう生徒でごった返しています。

しかし舗装されている歩道は細く、せいぜい2〜3人が横並びになれる程度。

そんな狭い道で、大人数ではしゃぎながらダラダラ歩いている人たちを見ると、たまらず僕は心の中で叫んでしまいます。



狭い道で広がるんじゃねぇよッッッッッ!!!!!クソが!!!!!



そんなことをめちゃめちゃ思ってました。思ってただけです。
それこそ反抗期の中学生のように、その人たちを頭の中でボコボコにする妄想をするぐらいしか溜飲の下げ方を知りません。
言えないよ、だって逆上して殴られそうだし。(やや過言)

せいぜい足音を大きくしたり咳払いをしたりして、僕の存在に気付いてもらうようにするぐらいしか出来ません。
そして僕の斜め前にいる人の視界の端に何とか入ることが出来れば、道を開けてもらうことが出来ます。
友達に「後ろから人来るよ」って言える人、めちゃめちゃ好きです。



でもまあ、世の中そんな優しい人ばかりではありません。

運動部に所属していた、声がデカくて周りを顧みない女子たちに道を遮られた時はもう散々でした。
僕の気配に気付いてもらおうと近寄ろうにも、女子相手に近付き過ぎるのも気持ち悪いですし、かと言って電車の時間も迫ってる。当然ギャハギャハ騒いでいるから僕の存在にも全く気付かない。
そんなことを思いながら、僕は微妙な距離で右往左往…… 何度目の前で電車を逃したことか。

当時作詞に興味があった僕は、
道をいっぱいに広がって歩くな
というフレーズがサビのオリジナルソングを作ろうとしたほど。
当然音楽的な素養がないのでその曲作りはあえなく頓挫しました。(100%のうちの2%ぐらいの完成度でした)



そんな感じでおよそ5〜6年前の恨み辛みを述べてきたわけですけれども、まあかく言う僕も、どこかで誰かの進路を塞いでしまうなんてことが無いとは言い切れません。

みんながみんなを最低限気遣って、気持ち良く歩けたら良いよねって話でした。
というわけで、今回はこの辺で。

それでは、あんぐろいどでした。