暗くて愚かなニクいやつ。

連続ブログ小説『LinK!』、感想貰えたら引くほど喜ぶ

『持つべきものはなんとやら』友人Kの話

こんばんは、あんぐろいどです。

このブログでも散々言及してきましたが、僕はかなりネガティブで、悪い気持ちを引きずりがちです。

そんな時、誰かと楽しく遊ぶと気が晴れますよね。気の置けない友人というのはとてもありがたい存在です。
そんなわけで、今回は中学時代からの友人Kの話です。



中学時代からの付き合いで同学年のKですが、彼と僕は同じ学校ではありません。どころか中学以降も、同じ学校で机を並べたことはありません。
それでも、23歳になった今でも親交があるってありがたいですね。



Kと僕は中学3年生の時、
同じ塾で出会いましたーー



から始まる、僕とKの嬉し恥ずかし赤裸々出会いのエピソード(?)でも語れたらいいんですけど、率直に言って忘れました。食パンをくわえながら走っていたら曲がり角でKとぶつかり喧嘩した後に再会した、という小話でも挟めたらいいんですけど、マジで忘れました。

お互い人見知りで、初めて言葉を交わした時も両者共にオドオドしてたような気もしますが、話してみるとボロボロと、出るわ出るわ共通点。
まず背格好からして同じぐらい。陸上部所属。短距離。100m走の自己ベストも12秒台前半で、小数点以下の数字もほぼ同じ。4×100mリレーのアンカー。そしてオタク。
好きな少年漫画や好きな美少女(?)の趣味が似ていたので漫画の貸し借りとかしてました。(僕は『ぱにぽに』を貸しましたが、見事に沼にハマってました)

そんな彼を見た当時の僕は、気持ち悪いぐらいシンパシーを感じてたように思います。実際気持ち悪かったです

という冗談を挟みながらも、Kと仲良くなるまでに時間はかかりませんでした。学校が違う友達、という特別な感じもあったんでしょうかね。



2年前の夏。
そんなKと、共通の友人の結婚式で福井まで車で行きました。僕はゴリゴリのペーパードライバーなので彼の運転でした。余興でギタリストのKがギターを弾いて、僕が福山を歌ったりしてました。

その道中、片道2時間ぐらい掛かったんですけど、まあ〜会話が弾むこと。会話が途切れない途切れない。



まあ会話と言っても、ちゃんとした日本語で『対話』をしたのは全体の2割にも及ばないですし、お互いがボケ属性でツッコミ不在だったので、その車中には混沌が広がるばかり。

脊椎反射で会話をしていたせいで何故そのような話の流れになったかは全く覚えてないですが、僕が会話の流れで『リンドバーグ』と口にした瞬間、

K「今すぐ〜キスミ〜ウォウウォウ

と、車内だから許されるレベルの大声で歌いだしたりします。次からはKも僕に「今すぐ〜キスミ〜」と、リンドバーグを仕掛けてくる(?)ので、当然僕も「ウォウウォウ」と呼応します。そんなノリが1時間以上続く。



あとは、目に見えた看板の文字を逆から読んでぶつけ合ったりしてました。

僕「りすく(くすり)」

K「トスガ(ガスト)」

と、突拍子もなく野太い声でぶつけ合い、23歳の男2人で爆笑。文字数が多く、反対からは読みにくい「◯◯株式会社」で大爆笑。



aikoのボーイフレンドを流していた車中で、

K「『あ行を封じられたaiko』」

K「『か〜〜〜〜〜〜〜〜〜』

みたいな、活字にすると全く面白くないようなことを、延々2時間やりあってました。精神年齢はきっと、2人合わせても23歳を下回るでしょう。



そんな彼と出会い、ちょくちょく顔を合わせつつ交友を深め、気付いたらこの夏で9年が経とうとしています。僕が所属している合唱団の定期演奏会にも何度か足を運んでくれたりして、本当に貴重な存在だなあと思います。結婚式のスピーチも頼みてえぜ。



というわけで、友達自慢でした。
もちろん恋愛感情は無いですが、正直知り合いの男性の中では一番結婚したい相手です。

きっと彼は当ブログでも度々名前が挙がると思うので、僕の親友のイニシャルがKであるということだけでも覚えていてくれたら嬉しいです。(?)

みなさんも、看板を反対から読んでみては?(クソまとめ)

それでは、あんぐろいどでした。