暗くて愚かなニクいやつ。

連続ブログ小説『LinK!』、感想貰えたら引くほど喜ぶ

『過去』、断ち切られすぎ問題

こんばんは、あんぐろいどです。

 

 

 

「やれる……お前にもやれるさ!」

 

「無理だよ、僕には!いっつもそうなんだ!いっつも……いっつも……!!」

 

「無理じゃない!変われる!お前ならきっと!」

 

「気休めなんかいらない!僕のことは僕が一番わかってる!僕はいつまでも、過去に囚われたままなんだよ……」

 

「そんなことはない!変われるさ!俺は本気でそう思っている!つらい過去を断ち切って、前に踏み出す時なんだ!!」

 

「無理だよ!過去を断ち切ることなんて、簡単にはできないよ!僕にはそんな力がないんだ!」

 

「俺がついてる!俺はお前の味方だ!お前にできないこと、なんだってカバーしてやる!だから今こそ、過去を断ち切っ」

 

 

 

過去』、断ち切られすぎじゃね!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

 

 

……はい。

というわけで、今回は「過去、断ち切られすぎじゃね!?」というお話。

 

 

 

みなさんは『過去』ってご存じですか?

僕は「そんなもん、『サンタクロース』と同じような空想のもんだろ」とばかり思って24年間生きてきましたけれど、かくいう僕にもあるみたいです。過去。

過去あったわ。

 

そんなクリスマスギャグ(?)はさておき、

よくフィクションなんかで、冒頭のようなやりとりが見られることと思います。

「つらい過去を断ち切って、今こそ羽ばたこうぜ!!」的な。

どの作品のどのシーン、っていう具体例はまったく浮かばないけど許してヴィーナス。

 

 

 

『過去を断ち切るシーン』って、得てして感動的な場面が多い印象を受けます。

つらい過去を背負い、それに行動や思考を阻まれて動けなかったキャラが、

友人の説得により前を向いて生きることを誓う、みたいなね。

 

そういう意味合いでの『断ち切る』って言葉になんら疑問点はないんですけど、

そういうシーンを見たときに、事実として、

「めちゃ断ち切られるやん、過去」

と僕は思ってしまいます。

思うまでなら自由ですよね。

 

まあ人間それなりに長いこと生きていれば、断ち切りたいようなつらい思い出の1つや2つや3つや4つ、5・6・7・8、9人で野球チームが完成しちゃった!ってこともありますよね。

野球チームのくだりはテストには出ないので今すぐに忘れてください。

 

 

 

もちろん僕にもあります。つらい過去なら山ほどあります。

もはや山です。ヤマヤママウンテン。

 

具体的には、もはやこのブログの準レギュラーと言っても過言ではない

高校時代のエピソードとかね。

自分で言っといてなんだけど、そんなやつを準レギュラーにしたくなさすぎる。

橋本環奈と交代しろ。

 

まあでも、つらい思い出というのはそのうち

「過去にこういうことがあって、こんな嫌な思いをした」

と話のネタにすることができます。

話のネタにできれば他人に共感してもらうことで楽になったり、

こうやってブログのネタにすることもできます。

 

もちろん程度はあるし、「死ぬまで誰にも話したくない!」ってエピソードを持っている人がいるということは想像に難くないですけどね。

もそれは理解しています。

 

別に「つらい過去もお前の一部だろ!背負って生きろよ!」と言うつもりはないですし、言う筋合いもないですけど、

単純に僕自身が「思い出したくないつらい過去を自虐ネタとしてみんなに披露して元気にモリモリ生きてま〜す!!イェ〜イ!!」みたいな感じに考えてますってことを伝えたかったんですよね。

 

つらい過去を忘れることは難しいですけれど、

それをゴロッとした大きい状態のまま心の中に放置しておくより、刻んで加工してタッパーにでも詰めて小分けしておくのも悪くないんじゃないかな?みたいな提案でした。

 

 

 

というわけで、

『俺の名前は過去。いっつも断ち切られすぎて地味に痛いぴえん』というお話でした。

 

僕の中にあるつらい過去も今の僕を形作っている要因なので、

今後も捨てずに持っておこうと思います。

まあダンボールに詰めてガムテープ巻きまくって、ベッド下の収納に力の限り押し込んでおくぐらいの距離は置きたいですけどね。

 

このブログは半分以上が僕のネガティブな過去を披露することで成り立っている、今後もこのプレイスタイルでいきますのでよろしくお願いします。

 

そんな感じで、今日はこの辺で。

それでは、あんぐろいどでした。