暗くて愚かなニクいやつ。

連続ブログ小説『LinK!』、感想貰えたら引くほど喜ぶ

『引き出しに手が届かない僕』記憶力の話

こんばんは、あんぐろいどです。

みなさんは……



……ん?



ちょっと待ってくださいね……

……

……?

……皆さんに、謝らなければならないことがあります。

どうやら僕、あんぐろいどは、
今回のお題を忘れてしまったみたいです。



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僕としたことが、何という失態。
僕の記事を楽しみにしてくれている全国8億5000万人の人たち(途方もない希望的観測)の貴重な時間が、僕が今回のお題を忘れたばかりに、ただ無為に消費されてしまう。
早急に思い出さなければ。



僕がこのブログでお題にすることと言えば、自分のゴリゴリのコンプレックスだったりするので、その辺りではないかと思うのですが……

……んん、駄目だ。

もう一歩届かない……

ここまで、ここまで出掛かってるんですけれど……(自分の口を指差しながら)





僕の心に住むツッコミの人「おい!!!!!その場合は喉を指差せ!!!!!『ここまで出掛かってる』ヤツは喉を指差せ!!!!!口を指差したらもうそれは出とるやろがい!!!!!」





……はい。
ということで、僕の心に住むツッコミの人からの指摘を受けたことで、今回のお題を思い出しました。
今までで一番長い前置きでしたが、
今回は記憶力の話です。



みなさん、記憶っていいですよね。(?)
文字単体として見ると、僕はめちゃめちゃカッコいい言葉だと思います。
同じぐらい『追憶』という言葉も好きです。何かの作品名に『追憶の◯◯』というタイトルが付いてたらそれだけで興奮ものです。

物語の世界には古来から『記憶喪失』のキャラが数多く存在します。僕は彼ら彼女らにロマンを感じます。

自分が何者か分からない苦しみ。
そんな中で築いてゆく周りとの信頼関係。
そして記憶を取り戻すことで思い出した、残酷なあの日の記憶。
読者という立場でその葛藤を読んでいると、心が躍ることは間違いないでしょう。



僕が一番好きな記憶喪失のキャラは『金色のガッシュ‼︎』のガッシュ・ベルです。『記憶喪失』という言葉を知るきっかけとなった作品でもあります。

本筋からは逸れてしまうしネタバレしてしまうのもアレなので、ふんわりと好きなところをお伝えすると、記憶喪失のガッシュに対し、記憶を失う前のガッシュと知り合いだったキャラたちが

お前…… ガッシュか?

と戸惑った顔をしているのがとってもエモいです。伝われ。


とまあ、ガッシュの話はまた別の機会でガッツュリ語るとして(『ガッツリ』と『ガッシュ』を掛けた超高等テク)、記憶力の話。



皆さんが持つ、人生で一番古い記憶って何でしょうか?
保育園や幼稚園に通ってた時の記憶だという方も多いのではないでしょうか。

たまにテレビ等で、胎児だった頃の記憶があると言う子(僕が見た番組では、幼稚園児の子が言っていました)がいますが、不思議なこともあるもんだなあと思います。

ちなみに僕が思い出せる一番古い記憶は、保育園の先生に「将来なりたいものは?」と聞かれ「自動販売機」と答えたことです。その頃からきっと僕の人格形成は始まっていたことでしょう。



僕は正直、記憶が苦手です。
学生時代、僕にも暗記科目に奮闘していた時がありますが、テストが終わればすぐに忘れ去ってしまっていた気がします。
覚えた単語たちを全選択してゴミ箱のアイコンに入れ、さらにそのゴミ箱を空にする作業まで行う徹底ぶり。記憶のシュレッダーと言っても過言ではない。
嫌なことは引きずる癖に、覚えたことはすぐさま忘れるチープな人間、それが僕。

当時は学校の勉強に対して全く価値を見出せなかったため、そんな風に生きていた気がします。
あの時にもっとしっかり記憶に定着させておけば、今になって何気ない会話で知的な引用が出来たかもしれないのに。

「お前それ、グレゴリウス1世かよ」

みたいなね。
ちなみに今の僕に、グレゴリウス1世の引き出しはありません。『デュエルマスターズ』に『緑神龍グレガリゴン』ってカードがあったなと思うだけです。






英数字の羅列を覚えるのも苦手です。
最近になってよくぶつかる障壁が、Wi-Fiのパスワードを手打ちする時。10文字以上ある規則性のない英数字に立ち向かう力が無さ過ぎて、その必要性に駆られた時は軽く萎縮するほど。

僕が初めてWi-Fiを使ったのは、確か小学4年生の時。『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』でネット対戦が導入された時でした。
恥ずかしながら、あの頃はネット環境の設定を親に丸投げしていました。

でも時は流れーー僕も成長しています。

小学4年生だった当時の僕の知識量を1Kの家だとすると、今の僕の知識量はおよそ1.0002Kぐらいでしょう。(?)



というわけで、記憶力の話でした。
よく比喩として、『記憶の引き出し』という言葉が使われますけれど、僕の場合はその『記憶の引き出し』にギリギリ手が届かない所に拘束されている感はあります。だからはたから見たら記憶力が悪いって思われるんだ。きっとそう。
決して僕の記憶力が明確に劣っているわけじゃない。拘束されてちゃ仕方ない



冗談はこれぐらいにして、僕は考えるわけです。自分にもし子供が生まれたら、その子が一番最初に刻む記憶はどんなものになるかなあ、みたいなことを。
それが明るい記憶になってくれたらいいなと思いつつ、今回はこの辺で。

それでは、あんぐろいどでした。